モンクレール(Moncler)のダウンジャケットはホワイトグースの産毛だけで作られており、ダウンジャケットには最高品質のブランドダウンを使用。また、AFNOR(フランス企画協会)認定の最高品質ダウン「キャトルフロコン(4Flocons)マーク」を取得している。

モンクレールダウンジャケットにはすべてこのキャトルフロコンが表記されており、熟練のモンクレール職人の経験により、1g単位で各部位に最適な重さが決められている。

キャトルフロコン認定のダウンはニューダウンと呼ばれる1羽につきわずか30gしか採取できないものであるため、機械化が困難で、生産量が制限される。これがモンクレールダウンジャケットに希少価値がついている大きな理由の一つだ。

中綿に一定の体積あたりの密度が高いキャトルフロコンの最高ランンクのダウンを使うことで、保温力が高くとても軽いダウンジャケットが作ることができる。さほど品質の高くない古いダウンを混合した3Flocons以下の製品とはその暖かさにおいて確実に一線を画している。軽くて非常に保温性が高いため、モンクレールダウンジャケットならではの包み込まれるような着心地を体感できる。

加えてボタンやジップなどのディテールに、より上質で高級なものを採用することで機能性のみならず高いファッション性を兼ね備えているのも、モンクレールダウンジャケットの人気のもう一つの理由と言える。

また、モンクレールのシルエット重視の高いデザイン性は、ダウンジャケットでありながら体のラインを美しく魅せ、カジュアルからフォーマルまであらゆるアイテムでのコーディネートを可能にしたとして高く評価されている。

ボリューム感があり着膨れしがちなイメージのあったそれまでのダウンジャケットと比べ、モンクレールのダウンジャケットは緻密なダウンの分量調整によって計算され尽くしたタイトなシルエットに仕上げられている。袖に入っている切替え線によってダウンの膨らみと肩のラインをしっかり出し、保温性能を高める工夫も取り入れている。

「シャイニーナイロン」はモンクレールのダウンジャケットを象徴するディテールの一つだ。高級感と上質感のある光沢生地にはその見た目のみならず、汚れを防ぐためのテフロン加工が施されている。そのため、デイリーユースから山岳など厳しい環境下でも高い品質を保ったまま使用ことができる。

現行モデルでは定番ラインのモンクレール・マヤ(MAYA)のみこの「シャイニーナイロン」を採用しているが、モンクレールのダウンジャケットを語る上で不可欠なファクターだろう。

<高品質ダウンジャケットが採用するダウンとは>

ダウンジャケットにはダウン(綿毛)とフェザー(羽根)が混合使用されている。
ダウンとは水鳥の胸のあたりから採取される軸のない羽毛を指す。

ダウンジャケットにはおもにグース(ガチョウ)とダック(アヒル)が使われるが、ダウンは撥水性が高く空気層を多く含みやすい水鳥羽毛の性質により保温性に優れ、暖かく軽い。

一方、フェザーは軸があり、保温性ではダウンに劣るものの羽毛をつぶれた状態から元の大きさに回復させる力があり、ダウンのロフトの復元力を高めるためにダウンジャケットにはダウンに混合して使われている。

品質の良いダウンはブランドが決めた混合割合に調整され、ダウン93%、フェザー7%などフェザーの混合率が低いほうがより品質が高いダウンジャケットと言われている。

また、ダウンの品質は洗浄と精製工程がすべてと言われる。どんなに良質な原料の羽毛を使用しても低技術な洗浄・精製ではダウンの持ち味を大きく損ってしまう。
モンクレールのダウンジャケットではダウン素材に最高品質のものを使用するのはもちろん、洗浄・精製もこだわり力を注いでいる。

モンクレールのダウンジャケットはグースダウンを使用している。グースダウンはフィルパワー800以上と暖かく防寒性が高い。一方ダックダウンはこしが強く、結露に強い特徴があるためアウトドアアイテムに適している。使用シーンによってより適切なダウンジャケット判断するのがよいだろう。